アホでもカレーはおいしく作れる
結論。
カレーは失敗しない。
玉ねぎをきつね色になるまで弱火で炒める。
サラダ油とバターのみ。
これでもう、味が決まる。
あとは野菜をゴロゴロと切って、ニンニクをつぶして、唐辛子を入れて、煮込む。
煮込む。煮込む。煮込む。約30分。途中、灰汁を取ることを忘れずに。
火を止めて、ルーを溶かす。ルーが溶けたら、再び火を入れる。
10分ほど、鍋底が焦げ付かないように、弱火でトロトロ煮る。
もう、これだけ。
他に何かをしてはいけない。絶対。
隠し味でチョコとか、ビールとか、コーヒーとか、ケチャップとか、はちみつとか、牛乳とか豆乳とか、絶対に入れてはいけない。
入れるのが許されるのは、ニンニクのみ。
大手資本の商品開発に手を加えてはいけいない。
あなたの決め手である隠し味の意見は、商品開発に活かされることが絶対にない。
あなたは、ハウスやグリコから「ぜひ、弊社に入社してください」と言われたことがない。それを忘れてはならない。
大手資本のすさまじい研究をなめてはいけない。
マーケティングの前では、ただただ、服従して、ルーを溶かすのみ。それだけ。
そんなことを思いながら、勝手に(自分だけが)おいしくできたと思っているカレーを前に誇らしげにして食べる。
今日は3つもブログを書いた。
海老蔵の気持ちが少し分かった。
写真はX100F
今夜の曲