宣伝会議賞で思うこと

 

本日、第55回、宣伝会議賞の1次通過者が発表された。

 

若い人だけに送ります。

 

通過した人、ゼロだった人、いろいろいらっしゃると思う。

 

でも、そんなに喜んだり、悲しんだりする必要はないよ。

 

コピーライティングに正解はない。

しかも、意外なことに、不正解もないんです。

これが分かると、この宣伝会議賞の意味のなさがよく分かります。

「意味のなさ」とは優劣や順位を決めることです。

賞の存在を否定しているわけではなく。

 

 

要はクライアントからすれば、「売れたら正義」なんです。

 

これだけが真実。

 

だから、クライアントは高いお金を出して代理店を雇うんです。

本来なら、名もないコピーライターを一人雇うだけで、だいぶ経費も削減できるでしょ。

でも、組織は絶対にそんなことしない。

正解も不正解もないけれど、「売りたい。」

 

あんまり素性がバレルことは言えないけど、

10数年前、グランプリ獲りました、私。

 

ちょっと前、家族の名前を使って100件ぐらい、応募しました。

やっぱり、普通に1次は通過します。2次にも2作品残りました。

さすがにドキドキしましたが、ファイナリストには落選して、安心しました(笑)

 

大きな広告に携わりたいのなら、

今はネットで表現できます。

ネットを利用して、いくらでもアピールしてください。

きっと、あなたの才能を見つけてくれます。

具体的なやり方は、あなたが見つけてください。

不親切なようですが、おっさんには、分かりません。

 

その変わり、あなたが諦めてはいけません。

古いルールで自分を縛り、自分を過小評価しないでください。

どんどん、自己表現してくださいね。

はみ出る、若い日本人が今、この国には必要だって本気で思います。

 

おっさんが言えることはそれだけです。

 

がんばれ。